2月3日(水)〜5日(金)に池袋・サンシャインコンベンションセンターで行われました。
- クリエイティブセミナーに参加
- 見てきた展示
「page2016」とは、公益社団法人日本印刷技術協会主催で印刷業界や
それに関わるネット・デジタル関連機器メーカーが出展する展示会。
印刷は、ネット印刷の普及により一般的で身近な存在になりました。
ひと昔前の色合わせや校正刷りなど、必要ない人達にとって本当に使いやすくなりました。
業界もそうした背景を踏まえ、どんどんデジタル化・ネット化しサービスを広げていっています。
そんな展示会にセミナー・制作関連展示を中心に見てきました。
1、クリエイティブセミナーに参加
InDesign勉強部屋でおなじみ、森裕司さんによる
「InDesignのTipsあれこれ」
オブジェクトスタイルの使い方とIDMS(スニペット)のすすめ。
作業効率化に関する話は、とてもお得な情報です。その分空いた時間はアイディアに掛けたい。
続いて、近々アップデート予定の(時期未定)
「Adobe Muse」の紹介
(講師:境祐司氏)
モバイルファーストを意識したページ制作方法。これから使ってみたいかもと思ったソフトでした。
ただ、書き出されるコードに関しては心配。
2、見てきた展示
展示ブースでは、和紙を使った商品開発や印刷技術の向上とさまざまなサービスの紹介がされていました。
Adobeの制作連携のクラウド化はもちろん、
InDesignデータの自動組版を可能にした株式会社ロココ・METAWORKS(TM)が気になりました。
こちらは雑誌のようなフリーレイアウトは不向きですが、
求人・不動産情報誌のようなグリッドデザインには使えそうです。
フォント会社は、どこもユニバーサルフォントを揃え、
今後のユニバーサルデザイン対応は必須なようです。
株式会社イワタのブースでもその重要性をお聞きしました。
和紙のクリアフォルダ(左)とストーンペーパーのクリアフォルダ(右)個人的にどちらも気に入りました。
最も注目は、クラウド導入に悩む中小企業におすすめの「hyakka(ヒャッカ)」(運営:大日本印刷株式会社)
マイクロソフト、Adobe製品を取り揃え、そのほか販売支援・業務支援(勤怠・給与・人材育成)・
セキュリティ関連ソフトを月額課金(一部初期費用・最低利用期間あり)から使える。
情報システム部門がなく、web・クラウドを活用したい中小企業向けのソフトウェア販売サイトです。
個別ソフトのサイトをいろいろ比較検討する手間が省け、しかも導入コンサルもやってくれる。
これは、とても便利だと思います。
「hyakka(ヒャッカ)」https://store.dsaas.jp/ow/ag01
モバイルの普及で、ネットやSNSの重要性は増すばかり。
ますます人々や企業とのコミュニケーションはネットワーク化。
ITからICTへと移り変わりました。
ただ人がオフラインの状態でのコミュニケーション(伝達)を
何で埋め合わせるのか?
そういう意味で、アナログ媒体の存在価値があるのではないでしょうか?
自社コンテンツを、webだけとか紙はやらないという事ではなく
どのようなコミュニケーションを用意するか。
どの媒体をメインに使い、どの媒体で補完するのか。
自社の顧客に合わせ、あらゆる接点を考慮しコミュニケーション設計することが重要だなと感じました。
結局、データ活用・クラウド・マーケティングということか!?
ということを感じたpage2016でした!