【2025年3〜6月】春・GWにおすすめの 美術展・アートイベント

【2025年3〜6月】迷う方にはコレ。おすすめの美術展を紹介します

イラスト:Art Vectors by Vecteezy

今回は、2025年3月から6月開催の美術展やアートイベントをピックアップしました。
暖かくなった春ごろからゴールデンウィークのお出かけに、いいかもしれません。

特定のアーティストやテーマに焦点を当てた展覧会を通じて、新しい視点や洞察を得ることができます。
特に、小中学生まで無料で観覧できる企画展もありますので、家族で訪れるのもおすすめです!

掲載した以外にも美術展・アートイベントは数多く開催されます。
すべて行ってみたいですが、悲しいかな、お財布と相談しなければ。

前回紹介した記事も参考にお出かけ計画を立ててみてはいかがでしょうか。

ご注意)掲載情報は、現時点で公式に発表されているものになります。
チケット・追加情報は事前に公式サイトをチェックしてください。

西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで
サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館

2025年3月11日(火)〜6月8日(日)|資生堂ギャラリー

おすすめ美術展・アートイベント『西洋絵画、どこから見るか?』

みどころ

ルネサンス、バロックから19世紀までの600年にわたる西洋美術の歴史をサンディエゴ美術館と国立西洋美術館の所蔵品を組み合わせて紹介。その数88点、そのうち49点は日本初公開。

サンディエゴ美術館からは、ジョルジョーネやサンチェス・コターンなど。国立西洋美術館からは、 アンドレア・デル・サルトやエドガー・ドガなどが出品。

作品をどのように見ると楽しめるかという観点から、鑑賞に役立つヒントを提案してくれます。
西洋美術の歴史をたどりながら、あなたらしい 「どこから見る」 を探してみてください。


  • 開催時間:火~土 9:30~17:30(毎週金・土曜日は20:00まで)
  • 休館:月曜日、5月7日(水)
  • 入場料:一般 当日 2,300円(前売 2,100円)
    大学生 当日 1,400円(前売 1,300円)
    高校生 当日 1,000円(前売 900円)

※3月24日(月)、5月5日(月・祝)、5月6日(火・休)は開館
※料金は税込です

公式サイト|https://art.nikkei.com/dokomiru/

ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ

2025年3月20日(木)〜2025年6月3日(火)|CREATIVE MUSEUM TOKYO(TODA BUILDING 6階)

おすすめ美術展・アートイベント『ヨシタケシンスケ展かもしれないたっぷり増量タイプ』

みどころ

これ、いま一番自分が行きたい展示会です。「りんごかもしれない」「ぼくのニセモノをつくるには」「ころべばいいのに」などの著者である絵本作家・イラストレーターのヨシタケシンスケさんの展示会。ヨシタケさんの絵本は、独自の視点でユーモアたっぷりに切り取った日常を、独特で微笑ましいイラストで表現されていて、子供から大人までたくさんのファンがいます。

本展では、ヨシタケさんがこれまで書き溜めてきた膨大な枚数のスケッチをはじめ、絵本の制作過程をたどることのできるアイデアスケッチやラフ、原画を紹介。愛蔵のコレクションも含めて約400点以上が展示されます。

東京会場では、この会場でしか体験できない展示も複数登場予定。ヨシタケさん考案のインタラクティブなアトラクションもあって、ヨシタケワールドにどっぷり浸かれる展示会になりそうです。


  • 開催時間:10:00-18:00
  • 休館:会期中無休
  • 入場料:一般 当日 2,000円(前売 1,800円)
    高・大学・専門生 当日 1,500円(前売 1,300円)
    小・中学生 当日 1,000円(前売 800円)

※3月20日(木・祝)~23日(日)、5月3日(土・祝)~6日(火・休)、5月31日(土)、6月1日(日)は日時指定制
※毎週土・日曜および祝休日は9時から開館
※毎週金・土曜および5月4日(日・祝)・5日(月・祝)は20時まで開館
※最終入場は閉館の30分前まで
※料金は税込です

公式サイト|https://yoshitake-ten.exhibit.jp/tokyo/

蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児

2025年4月22日(火)〜6月15日(日)|東京国立博物館 平成館

おすすめ美術展・アートイベント『蔦屋重三郎』

みどころ

蔦重こと蔦屋重三郎(蔦重)は、江戸時代後期において重要な出版業者であり、メディア王として知られています。そんな蔦重は貸本業からスタートし、生まれた地・吉原の情報誌『吉原細見』や風刺や滑稽を織り交ぜた黄表紙や洒落本を出版。そこからさらに社会の変化を敏感に捉え、浮世絵師の喜多川歌麿、東洲斎写楽をプロデュース。これにより、彼は多くのベストセラーを生み出し、文芸のジャンルでも成功を収めました。

江戸の遊郭や歌舞伎といった文化を背景に、狂歌師や戯作者とのネットワークを広げ、出版業界に新しい風を吹き込みました。彼の商才は、消費者の視点を重視し、人々が楽しむコンテンツを追求する姿勢に根ざしています。

本展では、彼を主人公とした大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」とも連携、蔦重が江戸時代後期の出版文化に与えた影響、彼が創出した価値観や芸術性を体感できる機会となっています。大河ドラマファンも必見です。


  • 開催時間:9:30~17:00
  • 休館:月曜日、5月7日(水) ※ただし、4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館
  • 入場料:一般 当日 2,100円(前売 1,900円)
    大学生 当日 1,300円(前売 1,100円)
    高校生 当日 900円(前売 700円)
    ※中学生以下無料

※毎週金・土曜日、5月4日(日・祝)、5日(月・祝)は午後8時まで開館
※入館は閉館の30分前まで
※料金は税込です。

公式サイト|https://tsutaju2025.jp/

ゴジラ生誕70周年記念 ゴジラ・THE・アート展 

2025年4月26日(土)~ 6月29日(日)|森アーツセンターギャラリー

おすすめ美術展・アートイベント『ゴジラ・THE・アート展』

みどころ

2024年は、ゴジラにとって特別な一年になりました。劇場公開第1作(1954年)から生誕70周年を迎えたのをはじめ、3月に第96回アカデミー賞において、『ゴジラ-1.0』がアジア映画史上初となる『視覚効果賞』を受賞。このニュースにゴジラファンは歓喜しました。

 このアート展では、東宝映像美術による本展のために制作された特別映像の公開をはじめ、国内外で活動する絵画・写真・彫刻・パフォーマンスなど、さまざまなジャンルで活躍するアーティストたちが、『ゴジラとは、何か?』を捉え表現した作品が公開されます。

現代美術家の横尾忠則氏、『SHOGUN 将軍』で第82回ゴールデングローブ賞、テレビドラマ部門 助演男優賞を受賞した浅野忠信氏をはじめ国内外から29組のアーティストが参加します。(2025.3現在)


  • 開催時間:10:00~19:00(最終入館21:00)
  • 休館:会期中無休
  • 入場料:一般・大学生・専門学校生 [平日]2,200円、[土日休日]2,500円
    高校・中学生 [平日]1,500円 [土日休日]当日 1,600円
    4歳〜小学生 [平日]500円 [土日休日]600円

※4月26日(土)~5月6日(火)までの全日、金曜日・土曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで

公式サイト|https://godzillatheart.com/exhibition/

ルノワール×セザンヌ モダンを拓いた2人の巨匠

2025年5月29日(木) ~ 9月7日(日)|三菱一号館美術館

みどころ

19世紀後半フランスに誕生した芸術運動、印象派のルノワール(代表作『ピアノを弾く少女たち』)。
印象派から派生し新しいスタイルを提示したポスト印象派のセザンヌ(代表作『画家の息子の肖像』)。

それぞれの画家の肖像画、静物画、風景画の作品にスポットをあて、さらに二人から影響を受けたとされるピカソの作品を含めて50点が展示。この二人の巨匠にスポットを当てることで、その後のモダン・アートへの原点を探ることができるものとなっています。

フランス(パリ)にあるオランジュリー美術館が企画・監修、オルセー美術館が協力し、ミラノ、マルティニ(スイス)、香港から日本へと世界を巡回する企画展になります。


  • 開催時間:未定
  • 休館:未定
  • 入場料:未定

公式サイト|https://mimt.jp/exhibition/#renoir-cezanne

「銀河鉄道999」50周年プロジェクト 松本零士展 創作の旅路

2025年6月20日(金)~ 9月7日(日)|東京シティビュー

みどころ

『銀河鉄道999』や『宇宙海賊キャプテンハーロック』は、どちらも宇宙を舞台に未来のテクノロジーとファンタジーを融合させた作品で、多くのファンを魅了しました。地球侵略企む異星人マゾーンとの戦いがメインの『宇宙海賊キャプテンハーロック』は、未完の作品。永遠の命に憧れ、機械の体を手に入れる旅に出た鉄郎と黒衣と長い金髪が印象的な美女メーテルが登場する『銀河鉄道999』は、旅の途中に出くわすさまざまな出来事を通して成長していく少年の姿があり、本当の幸せとは何か、本当に大切さなものは何かを考えさせられます。これらの作品は、少年時代から宇宙に興味を持ち続けた松本零士氏の手によって描かれました。

これらの作品は現在、世代や国境を越えて多くの人に愛されています。

本展では、初期作品を含む300点以上の原画や初公開の資料が展示され、彼の独自の世界観や70年以上の創作活動からのメッセージを探ることができます。


  • 開催時間:未定
  • 休館:未定
  • 入場料:未定

公式サイト|https://leiji-m-exh.jp/

まとめ

以上、今年3月から6月に開催される、おすすめの芸術・アートイベントをご紹介しました。
子どもから大人まで、楽しめるものをピックアップ。気になるものはありましたでしょうか。

特定のアーティストやテーマに焦点を当てた展覧会を通じて、新しい視点や洞察を得ることができます
小中学生まで無料で観覧できる企画展もありますので、家族で訪れるのもおすすめです!

掲載情報は、現時点で公式に発表されているものになります。チケット・追加情報は事前に
チェックしてお出かけください。

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