ディック・ブルーナ「シンプルの正体」展に行ってきました

ディックブルーナのデザイン展

イメージしている物に近づけるまで

ディック・ブルーナのデザイン展「シンプルの正体」へGWに行ってきました。

印象に残ったのは、2つ。

「手書きのスケッチ」「ミッフィーを描いている時のペン入れ作業」の動画です。

ブルーナーさんは1枚の絵を完成させるのに
100枚のスケッチを書いたといいます。

曲線や線、形、空間、安定感、感情と線から生み出される物を
追求していく、余分な物を削ぎ落としていく作業。

いのちを吹き込むペン入れ

展示会内のムービーで、ミッフィーを描いているブルーナーを見ました。

ミッフィーの口は、ゆっくりと少しずつ筆を動かし、
目は、形を整えるように
とても慎重に描いていたのがとても印象的でした。

シンプルとは、簡単に言えば無駄のないこと

無駄の無いことは、イコール必要なものだけ

必要なものにマトを絞り、いかに厳選していくかの作業は
とてつもない時間と労力がかかるということだと
あらためて気づきました。

 

欲しかったカタログ(図録)が完売して、後日配送してもらうことに。
まだ届いてません。。

ディック・ブルーナ デザイン展「シンプルの正体」2017年
図録がようやく到着しました(5/16)